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完全母乳のお母さんもたくさんいらっしゃると思いますが、赤ちゃんが大きくなってくると、少しずつ卒乳について考え始めますよね。
「卒乳って、いつ頃がいいんだろう?」「どうやったら卒乳できるの?」そう思いますよね。
まず、お母さんの母乳は、その子にとってのオーダーメイドのお食事で、赤ちゃんにとってはとても良い栄養源です。
そしてそれは体の栄養だけではなくて、心の栄養にもなりますよね♡
だから基本的にはお母さんが飲ませたいと思っている間は飲ませて良いと思います。
私がお世話になった助産師さんのお話では、赤ちゃんの時に完全母乳で育ったお子さんたちは、小学生になって感染症が流行った時に、感染する割合が低かったというデータもあるのだとか。
免疫力の高さが、小学生になっても続くという説があるのだそうです。
それからオリンピックで活躍しているスポーツ選手の多くは、赤ちゃんの頃に母乳で育ったというデータもあるそうです。
母乳を飲む子は顎の筋肉が鍛えられて発達するので、その鍛えられた基礎や母乳で育てられた身体が、大きくなった時にもスポーツで力を発揮するのに影響してくるのだそうです。
「だからお母さんが飲ませたいだけ飲ませてあげるといいと思うよ^^」そう言っていました。
中にはお母さんが卒乳を意識していなくても、赤ちゃんが自然に卒乳してしまったという人もいます。
その方は「早い時期から夜まとまって寝てくれるようになって、そのうち昼間もあんまり飲まなくても平気になって、いつの間にか卒乳していて、思っていたよりもずっと早かったです。私はもっと飲ませたかったのに!」と言っていました。
反対に知り合いの助産師さんの中には、お子さんが3、4歳くらいまで母乳を飲ませていたという方が何人かいます。
なかなか4歳までという方は少ないですが、それはやっぱり助産師さんとして、体の栄養面だけでは無く、母乳を飲ませるということの良さを理解してのことなのかなと思います。
でもお母さんが「もう大変だから、卒乳させたい!」と思うなら、その気持ちを優先させてもいいと思います。
お母さんが笑顔で元気でいることが赤ちゃんにとっても、とても大切なことで、それが一番だと思います。
だから卒乳の時期は、赤ちゃんの様子とお母さんの気持ちや体のことを考えて決めて大丈夫だし、人それぞれで良いということですね。
<ちなみに私の場合は…>
ちなみに私の場合は子ども二人とも1歳半で卒乳しています。
というか特に上の子は、私がこの日って決めて実行した「断乳!!」って感じでしたけど(^^;)
どうやって卒乳したら良いか分らなかったので、本を買って参考にしました。
そこには桶谷式の母乳育児の断乳方法というのが載っていて、その中から自分に合いそうな要素をいいとこ取りして行いました。
簡単に言うとカレンダーの断乳する日に、おっぱいと、バイバイと手を振る絵を描いて、「この日でおっぱいバイバイだよ」と1ヶ月くらい前から毎日子どもに説明しました。
でも大好きなおっぱいとバイバイすることは、子どもにとっては嬉しいことではないので、カレンダーを見せて1日に1回だけ伝えます。
今日の日のところには×マークをつけます。
そして迎えた断乳の日、両方の胸にへのへのもへじを描いておきました。
子どもはいつものようにベビーサインで「おっぱいちょうだい!」と言ってきます。
でも胸のへのへのもへじを見せると、怖がって「バイバイ」と手を振ります。
でもやっぱりおっぱいが欲しいので「おっぱいちょうだい!」
でも見ると怖いから「バイバイ」
子どもはおっぱいが飲みたくて号泣…。
そんなやりとりが続きました。
友達から「うちは30分泣き続けたよ」と聞いていたので、時計を見ていましたが、30分たっても泣き止まない!!
結局うちの子の場合は3時間泣き続けました…。
友達から「3日もたつとおっぱいのこと忘れるよ」と聞いていましたが、それに関してはうちもそれくらいでした。
お子さんによって、本当に反応は様々ですね。
下の子は保育所に通い始めてからも母乳育児を続けていて、保育所に行っている間はおっぱいのない生活に慣れていたので、上の子よりはすんなり断乳できました。
上の子と同じく1歳半で断乳しました。
私が1歳半にしたのは、その頃には子どもが母乳がなくても食事からだけで十分な栄養をとれるようになったと感じたからです。
そして「もういいでしょう!私、完全母乳育児、十分頑張ったよ!満足!!」と心から思えたからです。
悔い無し!!
卒乳については、いろいろな説があるかもしれませんが、結局はお子さんの様子とお母さんがどうしたいかで決めるのが、そのママと赤ちゃんにとって結果的には一番良い選択なのかなと思います。
だって、ミルクで育ったお子さんだって、ミルクで育てたママだって、そのママと赤ちゃんには一番合った選択だって思います。
ご自分の子育てに自信を持って大丈夫です!
そしてお子さんの自分で育っていく力も信じて大丈夫です!^^
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