前の記事で「ピヨピヨ楽校・ピヨレンジャー♡」の写真撮影会をしたことをお伝えしました。
ピヨピヨ楽校についてや、ピヨレンジャーの説明、実際の撮影会の様子についてお伝えしています。
★そちらの記事はこちらからどうぞ♪
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ピヨピヨ楽校ピヨレンジャー結成!わくわく写真撮影会をしたよ~♪
ママが撮影会でみんなとワイワイしてる時、うちの旦那さんは、いつもの仲いい友達と山にいました。
うちの旦那さんは山が趣味で、学生時代は雪山でテレマークスキーをしたり、今でもよく登山に出かけます。
私も結婚前に、初めて登山に連れて行ってもらって、その良さにはまりました♪
それからは夫婦の共通の趣味の1つが、登山になりました。
共通の趣味があるって、楽しいですよね♪
結婚直前の婚前旅行では、2人で屋久島にも行きました。
屋久島は1ヶ月に35日雨が降ると例えられるほど、雨が多いことで有名で、雨の装備も万端にして行ったのに、3日間一滴も雨に当たらず帰ってきた私たちです。笑
そんな山が好きな旦那さんは、今は1シーズンに1回一緒に山に行くお友達がいて、いつも泊まりでキャンプに出かけています。
だからよく、インターネットでキャンプや登山用品見て吟味してたり、実際にアウトドアのお店に行って、現物を確認したり、そんなこともなんだか楽しそうです。
今回も夕方から出かけて行って、登山口で夜キャンプして、早朝から登山。
夕方に下山したら今度は、囲炉裏のある雰囲気のいい温泉宿に一泊、計二泊して帰って来ました。
ちょうど私が撮影会してるときに、雪山の山頂でビール持って、子どもみたいに無邪気な笑顔の写真が送られてきましたよ。
写真撮影の日は、子どもたちはパパにお願いできるかなと思ってたら、近くなってこの2泊のキャンプが同じ日に入ったんです。
子どもたちはもう、小5と小3で大きくなってきたし、留守番させてもいいかなと思って、どうしたいか子どもたちに聞いてみました。
そしたらママと一緒に行きたいというので、連れて行くことにしました。
ママの撮影の間、子どもたちは公園の遊具で遊んでたり、お弁当食べたりしてました。
うちはいつもこんな感じです♪
子どもはみられる方がみればいいし、子どもたちが行きたい方を選んでついて行けばいい!
うちはもう小学生でだいぶ大きくなってきたけど、子どもがいるからって、ママとパパがやりたいこともなるべく我慢しないで思いっきり楽しむ♪
でもこんな感じになれたのも、ママやパパになって、何年経ってからかな。
結婚前は山にサッカーにと、遊びに忙しかったパパも、結婚したら遠慮して、遊びに行くことがぐんと減りました。
私は私で「赤ちゃん育ててるママなんだから、育児に専念しないと!」「自分のことは我慢して子ども優先!」というなぞの思い込み…。
後から心理学を学ぶようになって、自分は無意識の思い込みをたくさん抱えて、自分で苦しくしていただけだったんだなと理解できましたけどね。
でもその時はそんなことは分からなかったので、ただ自分が苦しい子育てをしていました。
夫婦関係もきっとそうだったんですよね。
だけどある時、なんか違うなぁと思って、私が夫婦のそういう感じを崩しました。
「子どもは見られる方が見ればいいと思う!」ってちゃんと思ってることを伝えて、私がまず自分のやりたいことを我慢しないようにしました。
そしたらパパもだんだん「なんだ、それでいいのか!」と分かってきたみたいで、行きたい時は遊びに行くようになりました。
お互い年を重ねたこともあって、今は家でのんびりと家族の時間を求めることも増えたけど、もしやりたいことがあればその時は我慢しない。
小さいお子さんがいるもっと若いご夫婦とかは、うちがそうだったみたいに、無意識の「お互いなんとなく我慢」の雰囲気がある人もいるんじゃないですか?
真面目なママほど、私がそうだったみたいに、いらないマイナスな無意識の思い込みをたくさん抱えているし。
でも子どもたちは、いつでもママやパパの姿を見てるし、感じているんですよね。
しんどそうな顔してるのも、人生楽しんで笑ってる顔も、大人の姿を全部見てる!
どんなに小さい赤ちゃんでも、そういうのを肌で敏感に感じ取っています。
そしてそれが実は、子ども自身の人格形成や価値観、人生に深く影響していくんですよ。
大ざっぱに言っちゃうと、親自身の在り方や生き方の全てが、子どもの人生の初期設定につながっていきます。
私はビリーフチェンジの心理学を学んで、赤ちゃんや子ども時代の頃の体験が、その人の人生にどのように影響していくのかを学んできました。
私自身の人生の中で引っかかって足かせになっている部分も、ひもといていくと全て、幼少期の家庭環境や体験が影響していることが分かりました。
でもそれって、そのことに気付いたら、いつからでも改善はしていけるんですけど、その設定で長い年月を既に生きてきちゃっているので、新しく設定し直すのって大変なんです。
具体的に言えば、深い部分は自分の力では難しいので、専門家のセラピストのところに、高い金額をかけて何回も通ってセラピーやセッションを受けないと変えられなかったりします。
もしくは、よっぽどショッキングな体験などをして、その設定が覆されたりしないと、なかなか変わらないんですよね。
ショック療法的なことですね。
強固なものになって、自分では意識もしないような無意識のレベルになってしまっています。
それほど私たちの脳や心に根付いた価値観や概念、思い込みを変えるのは難しいんです。
だから人の人生には、人生の始まりの胎児期や乳児期、子ども時代の初期設定が大事になってきます。
・他人は信じられない存在か、周りの人は自分に愛を向けてくれる大切にすべき存在なのか。
・人生は苦労しかない困難なものなのか、人生は自由に楽しめる素晴らしいものなのか。
・パートナーとの関わり方は?人に向けて放つ言葉はどんな言葉を選ぶといい?
・健康的な心地よい生活習慣は?
などなど…
そういうたくさんのことが、家庭環境や親との関わりの中で、少しずつ少しずつ子どもの中に初期設定されていきます。
そして大人になって親の元を離れたとき、あなたのお子さんはその初期設定を使って、自分の人生を歩き出すんですよ。
あなたのお子さんの中には、どんな初期設定が蓄積されているでしょう?
おっと、ちょっと待ったーー!!
こういうことを言うと、絶対いるのが「私は全然いい子育てはできていない。うちの子はもうダメなのかも…」という人です。
そこのあなたです!
そう!10年前の私ですー!!
(私だったか。笑)
10年前の自分に言いたいわ。
そもそも100%いい子育てできる人間なんていないから!
それはもはや人じゃない。
できていないところに目を向けて、そこをウジウジ言うのは非常にナンセンス!
全ての出来事は「必要・必然・ベスト」で起こっている。
それが宇宙の法則。
そして、あなたのお子さんは、そんな不完全なあなただから、あなたが良くて、自分で選んで生まれてきてるのよー!
それを絶対に忘れないでください!
気付いた時から、少しずつできる範囲で心がけていけばいいじゃない♪
「子どもにとってこっちの方がいいかな」ってママが思うことをね。
気付いた時がベストタイミング♪
それは子どものために自分を犠牲にすることでは決してないですよ。
ママの在り方や生き方が大切。
私が心地よく笑っていられる方、子どもに優しくできる方、自分らしくいられる方、そっちをなるべく選んでいこうよ♪
状況によって選べなかったら「本当はこっちが良かったけど、今は無理だったね。仕方ない。まぁいっか!」でいいじゃない。
撮影終わってから、子どもたちに言われました。
「ママ木登りしてたでしょー^^」
ハイ、登りたかったから登っちゃったよ~ん♪
大人の理性の私が「管理してる公園の木に登って怒られない?大丈夫?」って心の中で言ってたけど、そんな心の声は無視して登っちゃいました。笑
まだまだママだって木に登れるよ、なかなかやるでしょ!
めちゃくちゃ、楽しかったよ~♪
君たちもゆっくりゆっくり大きくなって、やがて大人になったら分かるよ!
大人って、子ども時代より自分でできることや、選べる選択肢が増えて、めちゃ楽しいよ♡
車だって運転できるし、お金だって自由に使えるし、雪山の頂上で酒だって飲めるぞー!
パパなんて、キャンプの相談&反省会という名目で、泊まりキャンプの前後には毎回決まって飲み会だぞー!
子ども時代もいいけど、大人時代も最高よー♡
大人たちも子どもを言い訳にしないで、自分自身の人生を真剣に生きようよ。
人生を真剣に楽しもう♪
そんな大人たちの姿を、子どもたちにどんどん見せて、感じさせていこうよ!
子どもたちは全然大丈夫。
カギを握っているのは、私たち大人たちだよ~!