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私が利用している食材宅配のあいコープみやぎのイベントで、アメリカの「食」を変えたママ、ゼン・ハニーカットさんの講演を聞いて来ました。
ゼンさんはアメリカ人の方なので、講演は同時通訳です。
ゼンさんは3人のお子さんのお母さんです。
お子さんたちのアレルギーや、自閉症のような症状に直面して、その原因と改善方法を追求していきました。
ゼンさんのお子さんは、食事の時に、アレルギー症状によって死にかけたことがあります。
目の前で息子が死にかけている姿を見るという体験は、想像しただけで恐怖ですよね。
(私も一度、別なことでですが、子供がこのまま死ぬかも、という体験をしたことがあります。めっちゃ泣きましたし、自分をとても責めましたね。結果的に大丈夫だったんですけど…。)
その中で、自分の子どもたちの症状の原因が、アメリカでとても多い、遺伝子組み換え(GMO)や、農薬の影響だということが分かりました。
実際に家庭の食事から、遺伝子組み換え食品を除いていったところ、お子さんの症状が4ヶ月で大きく改善されました。
ゼンさんは、オーガニックや、Non-GMOの食品に切り替えることで、症状が改善するということを母親たちに呼びかけて、運動を広げていきました。
著書によると、アメリカの現状はこうだそうです。
【アメリカの現状】
子供は2人に1人は慢性疾患(持病)を持っています。
2人に1人の男性が癌になり、3人に1人の女性が癌になると言われています。
5人に1人は心の病で、6人に1人は学習障害です。
10人に1人は非アルコール性脂肪肝疾患です。
私はこうした数字を延々とあげることができます。
ゼンさんの呼びかけが、家族の健康問題を抱える人が多いアメリカの、多くの母親たちの共感を呼びました。
やがてその母親たちの運動が、アメリカの社会全体がNon-GMOや有機作物を望む方向へと少しずつ変えていきました。
私はアメリカの食や健康問題が深刻だということを知ってはいました。
でも、このように子供たちや家族の健康を守りたいという、お母さんたちの力で、アメリカの社会も少しずつ変わってきているということは知りませんでした。
トランプさんが大統領になって、1番最初に外国を訪れて会いに来たのが、日本の安倍首相です。
それは日本がアメリカにとって重要な国で、GMOの大きな輸出国だからだそうです。
アメリカの遺伝子組み換え作物が、日本の畜産の動物たちの飼料として大量に輸入されています。
外国産の小麦には、グリホサートという農薬が残留しています。
学校の用務員として働いていた人が、農薬グリホサートの散布で癌になったと裁判で訴え、それが認められました。
日本のダイソーではラウンドアップという危険な農薬の販売をやめたそうです。
でも日本でも危ない農薬が普通にたくさん売られています。
それを子どもたちが遊ぶ家の庭や、校庭にまいたとしたら、どうでしょうか?
そういう国民の健康に本当に関わってくることって、企業や会社の信用とか利益を守るために、メディアではほとんど報道されないんですよね。
会場からも質問がたくさん出て、その中で「農薬会社などいろんなところからの圧力はありませんでしたか?」という質問がありました。
それに対してゼンさんは、こう話していました。
感情的だと言われることもあったし、脅されたことさえあります。
でも、それは他人の言葉でしかありません。
目の前で子供が死にかけた恐怖に比べたら、怖いものはないです。
あきらめないのは、子供たちへの愛情につきることはないから。
日本の学校給食のパンを調べると、調べた全てのパンからグリホサートの農薬が検出されたそうです。
うちの子たちも食べてるんだろうな…汗
外国産小麦を使った製品には、農薬のグリホサートの残留が多く見られます。
会場には、元農林水産大臣の山田正彦氏もいらっしゃっていて、いろいろとお話をしてくださいました。
宮城県内の市町村の中では、学校給食をオーガニックにしようという、水面下での声もあるようです。
戦後、敗戦国の日本を弱らせるためにGHQが始めさせた戦略の1つが、今の学校給食です。
子どもたちのために、そろそろ改善して欲しいですよね。
もう時代は令和ですからね!
会場にもいらしていた、元農林水産大臣の山田さんが、日本の国会議員の毛髪で、グリホサートの検出検査をしたところ、70%が陽性だったそうです。-_-;
会場には、赤ちゃんを抱えて参加している若いお母さんもいました。
赤ちゃんの粉ミルクにも、農薬のグリホサ-トが含まれているというお話には、会場からも驚きの声が上がっていました。
ゼンさん自身も、長男が赤ちゃんの時に、2時間おきに母乳を飲み、ほとんどそのたびに発疹が出て、泣く回数が増えていったそうです。
検査をすると牛乳アレルギーとのこと。
他のママたちに話をしたら、多くの赤ちゃんが牛乳や大豆のアレルギーを持っていたそうです。
そうすると、ママたちは間違いなく自分を責めるんですよね。
「私のあれが良くなかったのかな」「妊娠中に私があんなことしたからかな?」って。
それって、ママにとって、とてもつらいことですよね。
ゼンさんをはじめとする、多くのお母さんたち「Moms Across America」(MAA)の取り組みによって、アメリカの消費者側の意識も変わってきました。
少しずつ遺伝子組み換えではない食品や、オーガニックな食品を求めるようになっていったんですね。
ゼンさんの言葉で印象的だったことは「真実をまずは知ること、伝えること。そして自分たちの健康は自分たちで管理できる」ということです。
日本も二人に一人が癌になっている場合じゃありませんよね。
私たちお母さんには、家族を守る力があります。
それは戦う意識を持つということではありません。
お店で売られているものは全て安全と思うのではなく、家族の健康は自分で守るという意識を常に持つことが、今の日本の現状としては必要です。
日本でも日本の食べものを変えたいママプロジェクト「Moms Across Japan」も、少しずつ動き出しているようですよ。
大切な子どもたち、家族の健康はしっかり守りましょうね!
このブログでも、家族の健康に関する情報を今後もお伝えしていきますね^^
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